面接とはどのような時に行われるのか

就職活動中に面接のない企業というのはありません。
必ず選考の中で面接が行われます。

ただし、面接にもいくつかの種類があります。
初めの方の選考の場合にはグループ面接で何人かと同時に受けることもあります。
それに対して最後の方に行われる面接は希望者一人に対して、会社側は複数の人間が参加して、複数人から質問をされるような場合もあります。
最終面接では社長が参加をするということも多いです。

このような面接が行われるのは書面では見られないその人の特徴を知りたいという意図があります。
あくまでも意地悪をするためではなく、お互いにとって良い人材を見つけたいという思いからです。
そこで、自分自身を最大限にアピールしてエントリーシートでは伝えきれなかった気持ちを面接で伝えていくことが重要です。

面接の形式と狙い

面接の形式が色々とあるのは、それぞれに対して狙いがあるためです。
個人面接は学生１人に対して面接官が数名いて、一人当たり15分から20分ほど行われるのが一般的でしょう。

個人面接の狙いとしては、エントリーシートの内容を掘り下げて、その人の本質を知ることがメインです。
そこで、自分自身の事前準備としてはエントリーシートの内容を確認して、聞かれた際にはスムーズに応えられるように準備しておくことが重要です。

中にはしっかりと受け答えができるようにと一言一句間違えないように返答集を作る人もいます。
ただし、準備をしすぎてしまうと不意打ちの質問に答えられないので、いろんな質問に応用できるようふんわりと答え方をまとめておく方が使い勝手が良いです。

次にグループ面接や集団面接は初期の段階で行われやすい面接です。
一度の面接で学生は３名から５名、同様に面接官も２名ほどいるのが一般的です。

ここでは自分の印象をどのように残すのかがポイントとなります。
あまりにも自分ばかりを積極的に出してしまうと、他の人の話を聞いていない印象をつけてしまったり、自己主張が強すぎると思われたりするため、マイナスイメージとなります。
逆に全く話さないのも自己アピールができずに終わってしまいます。

人の話を聞いて自分の番が来たらきちんと話すこと、そして時には自分から意見を発信することというバランスをとることが理想的です。
他の人が話している時にはきちんと話を聞いている姿勢を表すことも重要です。
話を聞いている様子についてもしっかりと見られています。

グループ面接の中にはディスカッション形式の場合もあります。
ここではリーダーシップや協調性、論理性といった色々なものが見られています。
少しでも印象が残るように、でしゃばりすぎず、的確な意見を残すことが重要です。